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玄関横スペースを有効活用!収納術と選び方の基準について解説します

玄関は家の顔。
毎日何度も出入りする場所だからこそ、スッキリと片付いた状態を保ちたいものです。
しかし、靴やベビーカー、アウトドア用品など、玄関に置きたいものは意外とたくさんあります。
限られたスペースを有効活用するには、どうすれば良いのでしょうか?
玄関横のスペースを賢く活用すれば、散らかりがちな玄関を美しく、そして機能的に変えることができます。
この記事では、玄関横スペースの有効活用法とその選び方を紹介します。

玄関横スペースの有効活用法とは

土間収納のメリット

土間収納は、玄関の一部に設けた土足のまま出入りできる収納スペースです。
靴はもちろん、ベビーカーやゴルフバッグ、ガーデニング用品など、汚れを気にせず収納できます。
雨で濡れた傘やコートを一時的に置いておくにも便利。
玄関を常にスッキリとした状態に保つことができるでしょう。
また、高価なアウトドア用品なども安心して保管できます。

土間収納のデメリット

土間収納は、それなりの広さを必要とするため、玄関や隣接する部屋が狭くなる可能性があります。
また、何でも収納してしまうと物置化し、必要なものが探しにくくなることも。
さらに、湿気や臭いがこもりやすいというデメリットも。
定期的な換気や、換気扇の設置がおすすめです。

土間収納の計画ポイント

収納したいものをリストアップし、必要な広さを計算しましょう。
1畳は約90cm×180cm、2畳は約180cm×180cmです。
ベビーカーを畳んで収納する程度なら1畳でも十分ですが、自転車などを収納する場合は2畳以上必要になるでしょう。
間取りも重要です。
ウォークスルータイプは動線がスムーズですが、収納スペースは狭くなります。
収納量を優先するならウォークインタイプがおすすめです。
棚は可動式が便利。
照明やコンセントの設置も忘れず、換気扇も検討しましょう。

シューズクロークのメリット

シューズクロークは、土間収納と同様に玄関に設けられる収納スペースですが、室内空間の一部に位置し、靴を脱いでから入ります。
そのため、土間収納と比べて、より清潔な空間を保ちやすく、室内の他の収納と一体化しやすいというメリットがあります。

シューズクロークのデメリット

シューズクロークは土間収納に比べて、汚れやすいものや濡れたものを収納するには不向きです。
また、土間収納に比べて、収納できる物の種類が限られてしまう可能性があります。

シューズクロークの計画ポイント

シューズクロークの計画では、まず収納する靴の種類と数を把握することが重要です。
家族の人数や靴のサイズ、ハイヒールやブーツなどの種類を考慮して、必要な棚の幅や奥行きを計算しましょう。
また、可動棚を採用することで、収納物の高さや形状の変化に対応できます。
さらに、通気性を確保するために、扉に換気口を設ける、あるいは扉をなくすなど、工夫しましょう。

その他収納スペースの活用法

玄関横のスペースが土間収納やシューズクロークに適さない場合でも、工夫次第でさまざまな活用法があります。
例えば、壁面収納を設置して、コートや帽子などを掛けるスペースを作ったり、コンパクトな棚を設置して、鍵や小物などを収納するスペースを確保するのも有効です。
また、ベンチ付きの収納を設置すれば、靴の着脱も楽になります。

玄関横スペースの選び方の基準を解説

家族構成と収納ニーズ

家族の人数やライフスタイルによって、必要な収納スペースは大きく異なります。
小さな子供がいる家庭では、ベビーカーや三輪車などを収納できるスペースが必要になりますし、アウトドア好きの家庭では、キャンプ用品やスポーツ用品などを収納するスペースが必要となるでしょう。
家族構成と収納ニーズをしっかりと把握し、それに合った収納スペースを選びましょう。

ライフスタイルと収納方法

普段からどのようなものを玄関に置いておくか、またどのように収納したいかを考えましょう。
頻繁に使うものとそうでないものを分けて収納するなど、使いやすさを重視した設計が重要です。
例えば、頻繁に使う靴は手の届きやすい位置に、あまり使わないものは上の棚に収納するなど、工夫することで、使い勝手が向上します。

予算と施工方法

土間収納やシューズクロークの設置には、それなりの費用が必要です。
予算に合わせて、適切な広さや仕様を選択することが大切です。
また、工事の規模や難易度によっても費用は大きく異なります。
依頼前にしっかりと見積もりを取りましょう。

家の間取りとスペースの関係

玄関横スペースの広さは、家の間取り全体と密接に関係しています。
玄関や隣接する部屋の広さ、動線などを考慮して、適切なスペースを確保しましょう。
特に、ウォークスルータイプの土間収納は、動線確保のために収納スペースが狭くなる可能性があるため、注意しましょう。

将来的な拡張性

家族構成やライフスタイルは変化するものです。
将来的な拡張性を考慮し、収納スペースのサイズや仕様を選択することが大切です。
例えば、可動棚を採用することで、収納物の変化に対応しやすくなります。

まとめ

玄関横スペースの有効活用は、快適な暮らしを手に入れるための重要なポイントです。
土間収納、シューズクロークといった定番の収納方法だけでなく、家族構成やライフスタイルに合わせたさまざまな工夫が可能です。
収納するものの種類や量、予算、間取りなどを考慮し、最適な方法を選択することで、スッキリとした美しい玄関を実現しましょう。
将来的な変化にも対応できる柔軟性も忘れずに、計画を進めてください。
この記事が、玄関収納計画の一助としてください。

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