新しい家を建てる際に、玄関収納は重要なポイントです。
シューズクロークは靴だけでなく様々なものを収納できる便利な空間ですが、種類が多くて迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、シューズクロークの種類を比較し、最適なシューズクローク選びをサポートします。
シューズクロークの種類
ウォークインクロークの特徴
ウォークインクロークは、玄関から直接入れる独立した収納スペースです。
靴はもちろん、ベビーカーやアウトドア用品など、様々なものを収納できます。
最大3面に棚を設置できるため、収納力は抜群です。
ただし、ある程度の広さが必要です。
ウォークスルークロークの特徴
ウォークスルークロークは、玄関と室内を繋ぐ通路のような収納スペースです。
帰宅後、靴を脱いでそのまま室内へ移動できるため、動線がスムーズになります。
しかし、通路幅を確保する必要があるため、収納スペースはウォークインタイプに比べて狭くなる傾向があります。
クローズドクロークの特徴
クローズドクロークは、扉が付いた収納スペースです。
扉を閉めれば、中の様子が見えないため、来客時にも安心です。
ただし、扉の開閉の手間がかかります。
扉の種類には、引き戸、開き戸、折れ戸などがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
オープンタイプのクロークの特徴
オープンタイプのクロークは、扉がないため、出し入れが簡単で便利です。
また、扉の費用もかかりません。
ただし、玄関から丸見えになるため、常に整理整頓しておく必要があります。
ロールスクリーンなどを設置して目隠しするのも良いでしょう。

シューズクロークの選び方
必要な面積の算出方法
シューズクロークに必要な面積は、収納したいものの量によって異なります。
まず、家族全員の靴の数、ベビーカーやアウトドア用品などの大きさなどを考慮し、必要な収納量を把握しましょう。
1人あたり、女性は15~20足、男性は10足程度の靴を所有していると言われています。
棚板の幅80cmで、男性用は3足、女性・子供用は4足収納できます。
奥行きは最低30cm、できれば35cm必要です。
収納量の目安と確認方法
収納量の目安は、家族構成や生活スタイルによって大きく異なります。
例えば、アウトドア好きの家族であれば、登山靴やキャンプ用品なども収納する必要があるため、より広いスペースが必要になります。
現在の靴や物の数を数えて、収納したいものをリストアップし、それぞれのサイズを測ってみましょう。
家族構成と収納ニーズの整理
家族構成によって必要な収納量は大きく異なります。
一人暮らしであれば小さなシューズクロークでも十分ですが、家族が多い場合は、十分な収納スペースを確保する必要があります。
また、子供がいる家庭では、子供用の靴や遊び道具などを収納するスペースも必要です。
家族それぞれのニーズを話し合って、最適なサイズと収納方法を決めましょう。
予算とシューズクロークのバランス
シューズクロークの費用は、広さや仕様によって大きく異なります。
ウォークインタイプやウォークスルータイプは、オープンタイプに比べて費用が高くなる傾向があります。
予算に合わせて、最適なタイプとサイズを選びましょう。

まとめ
シューズクロークにはウォークイン、ウォークスルー、クローズド、オープンなど様々なタイプがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
最適なタイプを選ぶためには、収納したいものの量、家族構成、予算などを考慮する必要があります。
今回は紹介した情報を参考に、快適な玄関空間を実現してください。
収納量の計算方法や、各タイプのメリット・デメリットを理解することで、後悔のないシューズクローク選びができるはずです。
自分のライフスタイルに合ったシューズクロークを選んで、快適な住まいを実現しましょう。