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WB工法と換気について!高気密・高断熱なのに換気は必要?

「WB工法で建てた家は、高気密・高断熱で、換気は必要ないのでは」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。

WB工法は、確かに高気密・高断熱で、室内の温度や湿度を安定させる効果があります。
そのため、換気システムが不要だと勘違いされることもありますが、実はそうではありません。
建築基準法では、住宅の換気を義務付けており、WB工法の家も例外ではありません。

□WB工法と換気

WB工法の家では、24時間強制換気は必要ないとされていますが、それでも換気システムの設置は必要です。
建築基準法では、0.5回/hの換気を義務化しており、WB工法の家でも同様です。

ただし、換気システムの稼働は住む人にゆだねられており、必ず使用しなければならない、というわけではありません。

1:建築基準法による換気義務

建築基準法では、住宅の換気を義務付けており、これはWB工法の家も例外ではありません。
これは、住宅の室内に新鮮な空気を送り込み、室内の空気の質を保つためです。
換気を行うことで、室内の湿度や温度を適切に保ち、カビの発生や結露を抑制することができます。
また、換気によって、室内の空気中の有害物質を排出することもできます。

2:WB工法における換気の重要性

WB工法は、高気密・高断熱で、室内の温度や湿度を安定させる効果があります。
しかし、その反面、室内の空気が淀みやすくなるという問題点も持ち合わせています。
そのため、WB工法の家では、換気システムによって室内の空気を常に新鮮に保つことが重要です。
換気システムを設置することで、室内の空気質を改善し、健康的な住環境を実現することができます。

□WB工法の換気システムはどんなもの?

WB工法は、家全体が呼吸するように設計されているため、一般的な換気システムとは異なる換気方法を採用しています。
WB工法の家では、壁の中に通気層が設けられており、この通気層を通じて空気が循環しています。
そのため、24時間強制換気は必要ありませんが、必要に応じて換気システムを使用することで、より快適な住環境を実現できます。

1:壁内の通気層

WB工法の家では、壁の中に通気層が設けられており、この通気層を通じて空気が循環しています。
通気層は、壁と外壁の間に設けられた空間で、外気を取り込み、室内に新鮮な空気を供給する役割を果たしています。
通気層は、壁内の湿気を排出する役割も担っており、カビの発生や結露を抑制する効果があります。

2:換気システムの必要性

WB工法の家では、24時間強制換気は必要ないとされていますが、それでも換気システムの設置は必要です。
換気システムは、室内の空気を強制的に循環させることで、室内の空気質を改善する役割を果たします。
換気システムは、人が集まるリビングやキッチンなど、換気が必要な場所に設置するのがおすすめです。
また、浴室やトイレなど、湿気がたまりやすい場所にも換気システムを設置することで、より快適な住環境を実現できます。

3:WB工法における換気システムの選び方

WB工法の家では、一般的な換気システムとは異なる換気システムを選ぶ必要があります。
WB工法の家の場合は、壁内の通気層を考慮した換気システムを選ぶことが重要です。
壁内の通気層を効率的に活用できる換気システムを選ぶことで、より効果的に換気を行うことができます。

□まとめ

WB工法は、高気密・高断熱で、室内の温度や湿度を安定させる効果がある反面、室内の空気が淀みやすくなるという問題点も持ち合わせています。
そのため、WB工法の家では、換気システムによって室内の空気を常に新鮮に保つことが重要です。
WB工法の家では、壁の中に通気層が設けられており、この通気層を通じて空気が循環しています。
24時間強制換気は必要ありませんが、必要に応じて換気システムを使用することで、より快適な住環境を実現できます。

換気システムは、室内の空気質を改善し、健康的な住環境を実現するのに役立ちます。
WB工法の家を建てる際には、換気システムの設置を検討し、快適で健康的な住環境を実現しましょう。

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