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wb工法の仕組みと特徴!湿気対策に効果的な住宅の構造とは?

新築住宅を建てることを検討している皆さん。
健康や快適な住環境を重視しているなら、湿気対策は重要な課題の一つですよね。
特に、日本の高温多湿な気候では、湿気によるカビやダニの発生、アレルギーやシックハウス症候群といった健康被害のリスクが懸念されます。

そこで注目したいのが、WB工法です。
WB工法は、形状記憶合金を用いた通気システムによって、湿気を効率的に排出する画期的な工法です。

この記事では、WB工法の仕組みと特徴をわかりやすく解説することで、健康的な住環境を実現するための選択肢の一つとして検討を促します。

□WB工法の仕組みとは?

WB工法は、通気断熱WB工法とも呼ばれ、形状記憶合金を使った通気口の開閉によって、夏は熱気を逃がし冬は冷気を遮断する仕組みを採用しています。
具体的には、屋根部の「ハットヘルス」、床下の「アンダーヘルス」、壁内部の「バリアヘルス」、そして室内に設置された手動開閉式の「フローヘルス」という4つの通気口で構成されています。

形状記憶合金は、気温の変化によって伸縮する性質を持っています。
夏は気温が高いため、形状記憶合金が縮み、通気口が開きます。
これにより、室内の熱気が外に排出され、涼しい空間が保たれます。

冬は気温が低いため、形状記憶合金が伸び、通気口が閉じます。
外からの冷気が侵入しにくくなり、室内の暖かさを逃がしません。

このように、WB工法は、形状記憶合金の伸縮によって通気を自動的に制御することで、一年を通して快適な室温を保つことができるのです。

□WB工法の特徴

WB工法には、快適な住環境を実現する様々な特徴があります。
以下に、具体的なメリットを4つ紹介します。

1:湿気や匂いを効率的に排出する

WB工法は、壁の中を空気が流れる構造となっているため、湿気や匂いがこもりにくいのが特徴です。
湿気は、内壁を抜けて空気の通り道を通って屋根から外へ排出されます。
そのため、梅雨時期や夏場でも、室内の湿気が溜まりにくく、カビやダニの発生を抑える効果が期待できます。
また、料理の匂いやペットの臭いなども、効率的に外へ逃がすことができます。

2:現代病のリスクを減らす

WB工法は、湿気を効率的に排出することで、カビやダニの発生を抑え、アレルギーやシックハウス症候群といった現代病のリスクを軽減します。
アレルギーや喘息など、湿気や化学物質が原因で起こる健康被害に悩んでいる方にとって、WB工法は大きなメリットとなります。

3:家の耐久性が向上する

WB工法は、湿気に強い構造であるため、木材の劣化を抑制し、家の耐久性を向上させます。
木材は、湿気が多いと腐りやすく、シロアリの被害にも遭いやすくなります。
しかし、WB工法は湿気を効率的に排出することで、木材の劣化やシロアリの発生を防ぎ、長寿命な住宅を実現します。

4:冬は家の中の暖かい空気が保持される

WB工法は、冬場は通気口が閉じられるため、外からの冷気を遮断し、室内の暖かさを逃がしません。
床下の温度が冷えにくいため、足元も暖かく、快適に過ごせます。
また、暖房効率も向上し、省エネ効果も期待できます。

□まとめ

WB工法は、形状記憶合金を用いた通気システムによって、湿気を効率的に排出する画期的な工法です。
湿気対策だけでなく、アレルギーやシックハウス症候群のリスク軽減、家の耐久性向上、冬場の暖房効率向上など、様々なメリットがあります。
健康的な住環境を実現したいと考えている方は、WB工法を検討してみてはいかがでしょうか。

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