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注文住宅の予算配分をどう決める?土地と建物の割合と諸費用の注意点とは

注文住宅を建てる際、多くの人が「いくらくらいかかるのだろう」「どうやって予算を分けたらいいのだろう」と悩むものです。
限られた予算の中で、夢や希望をすべて叶えるためには、土地と建物の費用だけでなく、それ以外にかかるお金についても正確に把握し、賢く配分していくことが重要になります。
計画段階での慎重な予算設定が、理想の住まいへの第一歩となるでしょう。

注文住宅の予算配分どう決める

総予算から土地と建物の割合を決める

家づくり全体の総予算が決まったら、次に土地と建物の予算をどのように配分するかが重要になります。
一般的に、土地代と建築費の全体的な予算配分は、土地代が総予算の25%から30%、建築費が70%から75%程度とされています。
ただし、これはあくまで目安であり、地域によって土地の価格が大きく変動するため、この割合も変わってきます。
例えば、都市部では土地の価格が高騰しやすいため、首都圏などでは土地代の割合が40%に達することもあります。
逆に、地方では土地代の割合が低くなり、建築費にかけられる予算が増える傾向があります。
年収別の予算相場も考慮に入れながら、ご自身の状況に合った割合を検討することが大切です。

建物以外にかかる費用を把握する

注文住宅の費用と聞くと、建物を建てる本体工事費をイメージしがちですが、実際にはそれ以外にも様々な費用がかかります。
建物の本体工事費以外にかかる費用には、水道や電気などのインフラを引き込むための費用、土地の地盤が弱い場合に必要となる地盤改良費、外構工事(駐車場、庭、フェンスなど)の費用、さらには登記費用や各種手数料、住宅ローンの諸費用なども含まれます。
これらの「付帯工事費」や「諸費用」は、本体工事費の3割程度、あるいは総費用の5%から10%程度が目安とされています。
これらの費用を事前に把握し、予算計画にしっかりと組み込んでおくことが、後々の資金繰りの負担を軽減する鍵となります。

土地の予算を先に決めない

家づくりを始めるにあたり、土地探しから始める方も多いでしょう。
しかし、土地の予算を先に固定してしまうと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
土地は、立地や広さ、形状によって価格が大きく変動し、その時々の市場状況にも左右されやすいため、希望の条件をすべて満たしつつ、先に予算の上限を決めてしまうのは難しい場合があります。
さらに、先に土地を購入してしまうと、その土地の条件に合わせて建物の設計を妥協せざるを得なくなり、本来建てたかった理想の家が実現できなくなる可能性も出てきます。
そのため、まずは総予算の中で、建物にかけることのできるおおよその予算を把握し、それに合わせて土地の予算を検討していくのが賢明な進め方と言えます。

注文住宅の予算配分で注意点

建物規模や仕様で予算は変わる

注文住宅の総費用に大きく影響するのが、建物の規模と仕様です。
建物の延床面積が広くなれば、それだけ材料や工事量が増えるため、建築費は高くなります。
また、部屋数を増やしたり、吹き抜けを設けたりすることもコストアップの要因となります。
さらに、断熱性、耐震性、省エネ性能といった建物の性能を高めるための素材や設備、デザイン性の高い外観や内装、キッチンや浴室などの設備・内装のグレードを上げる場合も、費用は上昇します。
これらの要素は、理想の住まいを実現するためにこだわりたいポイントですが、予算とのバランスを考慮し、優先順位をつけて検討することが重要です。

土地条件や立地も予算に影響

建物の費用だけでなく、土地の条件や立地も予算に大きく影響します。
例えば、地盤が弱い土地や、傾斜地、狭小地などの土地では、地盤改良工事や造成工事、擁壁工事などが必要となり、建築費とは別に特別な工事費用がかさむことがあります。
また、道路からの距離や敷地へのアプローチ、上下水道やガスの引き込み状況なども、工事費用に影響を与える可能性があります。
希望する立地や条件が、予期せぬ追加費用を生む可能性もあるため、土地を選ぶ際には、建ぺい率や容積率といった法規制だけでなく、土地そのものの条件や周辺環境が工事費用にどう影響するかを、専門家とよく相談しながら確認することが大切です。

諸費用や追加工事への備え

注文住宅の費用計画において、見落としがちなのが諸費用や、計画段階では想定していなかった追加工事への備えです。
諸費用には、印紙税、登記費用、ローン手数料、火災保険料、不動産取得税、水道・ガス・電気などのインフラ引き込み工事費、外構工事費などが含まれます。
これらの諸費用は、総費用の5%から10%程度、場合によってはそれ以上かかることもあります。
また、建築途中で設計変更をしたり、追加の工事が発生したりすることも少なくありません。
これらに対応できるよう、当初の予算にはある程度の余裕を持たせておくことが賢明です。
概算見積もりが出た段階で予算の上限いっぱいになっている場合は、詳細が決まるにつれて予算オーバーになる可能性が高いため、余裕を持った予算計画を心がけましょう。

まとめ

注文住宅の予算配分は、総予算から土地と建物の割合を決め、さらに外構やインフラ整備、登記費用といった建物以外の諸費用を正確に把握することから始まります。
建物の規模や仕様、土地の条件や立地によって費用は大きく変動するため、土地の予算を先に固定せず、建物とのバランスを考慮しながら柔軟に進めることが重要です。
また、予期せぬ追加工事や諸費用に備え、予算には余裕を持たせることも忘れてはなりません。
計画段階でこれらの点をしっかり押さえることで、後悔のない、理想の住まいづくりを実現へと近づけることができるでしょう。

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