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新築でIHコンロを選ぶメリットデメリット!後悔しないためのポイント

新築のキッチンは、毎日の暮らしの質を大きく左右する大切な空間です。
特に、火を使わない安全性やお手入れのしやすさから、IHコンロを選択肢に考える方も多いでしょう。
しかし、導入にあたっては、ガスコンロにはない特有のメリットや、一方で考慮すべきデメリット、そしてそれらを新築時にどうクリアしていくか、具体的な情報を知りたいと願っているはずです。
ここでは、IHコンロがもたらす快適なキッチンライフと、後悔しないためのポイントを詳しく解説します。

新築でIHコンロを選ぶメリット

火を使わず安全性が高い

IHコンロは、電磁誘導の力で鍋自体を発熱させる仕組みのため、直接火が出ることはありません。
これにより、火災のリスクが大幅に低減され、小さなお子様や高齢者がいるご家庭でも安心して調理に集中できます。
また、調理中に吹きこぼれがおきても火が消える心配がなく、衣類への引火といった万が一の事故を防ぐことにもつながります。
火加減の調整もボタン操作で行えるため、安全性を最優先したキッチン環境を実現できる点が大きな魅力です。

フラットな天板で掃除が楽

IHコンロの多くは、ガラス製のフラットな天板を採用しています。
ガスコンロのようにバーナーや五徳といった凹凸がないため、調理中に付着した油はねや煮こぼれが、コンロの隙間にこびり付いてしまうことがありません。
使用後すぐに、濡れた布巾でサッと拭くだけで汚れが落ちるため、日々の掃除にかかる時間と手間を大幅に軽減できます。
この手軽さが、キッチンを常に清潔に保つことにつながり、日々の家事負担を軽減してくれるでしょう。

キッチン空間がすっきり快適になる

IHコンロのフラットでモダンなデザインは、キッチン空間全体を洗練された印象に仕上げます。
また、火を使わないため、ガスコンロに比べて換気扇の稼働による空気の排出量が少なく、室内の臭いや煙の拡散を抑える効果も期待できます。
これにより、キッチン周辺の空気がよりクリーンに保たれ、作業中の快適性が向上します。
空間がすっきりと整うことで、料理をする時間だけでなく、キッチンで過ごす時間をより豊かに感じられるようになるはずです。

新築でIHコンロを選ぶデメリットと対策は?

初期費用がガスコンロより高め

IHクッキングヒーターは、同等機能を持つガスコンロと比較すると、本体価格が一般的に高価になる傾向があります。
新築時の住宅設備として初期投資を考える際には、この価格差が予算計画に影響を与える可能性があります。
しかし、長期的に見れば、ガス料金の削減によるランニングコストの低減や、メンテナンスにかかる費用などを総合的に比較検討することが重要です。

使える調理器具に制限がある

IHコンロは、鍋底が平らで、かつ磁性体(鉄やステンレスなど)を持つ調理器具でなければ熱を伝えることができません。
そのため、現在ご使用のアルミ製や銅製の鍋、土鍋、耐熱ガラス製の調理器具などはIHでは使えない場合が多く、買い替えが必要になることがあります。
購入を検討している調理器具がIHに対応しているか、製品の表示などを事前に確認することが不可欠です。

電気容量の確認と増設が必要な場合がある

IHコンロは、調理時に比較的大きな電力を消費します。
そのため、ご家庭の契約アンペア数(電気容量)が不足していると、IHコンロを使いながら他の家電製品を同時に使用した際に、ブレーカーが落ちてしまう可能性があります。
新築の場合、IHコンロの導入を設計段階でハウスメーカーや工務店に伝え、必要な電気容量を算定してもらうことが重要です。
必要に応じて、契約アンペア数の変更や、建物への配線工事(増設)を検討する必要があります。

まとめ

新築におけるIHコンロは、火を使わない安全性、フラットな天板による掃除の容易さ、そしてすっきりとしたキッチン空間といった魅力的なメリットをもたらします。
一方で、初期費用や調理器具の制約、電気容量への配慮といったデメリットも存在します。
しかし、新築時の計画段階でこれらのデメリットを十分に理解し、ハウスメーカーや専門業者と連携して適切な対策を講じることで、IHコンロの利点を最大限に活かした快適で安全なキッチンを実現することが可能です。
ご自身のライフスタイルに合った最適な選択をしてください。

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