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WB工法と気密の関係|高気密・高断熱住宅を実現する通気断熱WB工法とは?

高気密・高断熱住宅を実現するためには、さまざまな工法がありますが、近年注目されているのが「通気断熱WB工法」です。

WB工法は、従来の断熱材とは異なる独自の構造を持つことで、高い気密性と断熱性を両立し、快適な住環境を実現する工法として注目されています。
今回は、WB工法の特徴やメリット、そして気密性との関係について解説していきます。

□WB工法と気密の関係

WB工法は、壁の中に通気層を設けることで、家全体に空気の通り道を作る工法です。
この通気層によって、湿気や熱を効率的に排出することができ、高い気密性と断熱性を同時に実現します。

1: WB工法の仕組み
WB工法は、外壁と内壁の間に通気層を設け、その間に断熱材を充填することで、高い断熱性能を発揮します。

通気層は、壁の外側から空気を吸い込み、内側に排出する役割を担います。
この空気の流れによって、壁内の湿気を外に逃がし、結露の発生を抑えれます。

2: 気密性との関係
WB工法は、通気層によって壁内の空気を循環させることで、気密性を高める効果も期待できます。

従来の断熱材は、壁の中に空気層を設けることで断熱効果を得ていましたが、その空気層は湿気を溜め込みやすく、結露の原因となっていました。

WB工法では、通気層によって壁内の空気を常に循環させることで、湿気を溜め込みにくく、結露の発生を抑えることができます。

3: WB工法のメリット
WB工法は、高い気密性と断熱性を実現するだけでなく、以下のようなメリットも期待できます。

・省エネ性向上による光熱費削減
・健康的な住環境の実現
・カビやダニの発生抑制
・シックハウス症候群対策

□WB工法導入のメリット

WB工法を導入することで、さまざまなメリットが得られます。

1: 省エネ性アップによる節電効果
WB工法は、高い気密性と断熱性を実現することで、冷暖房効率を高め、省エネ効果が期待できます。
冬は暖房の熱が逃げにくく、夏は冷房の効果が長持ちするため、光熱費の削減につながります。

2: 健康的な暮らしをサポート
WB工法は、壁内の通気層によって湿気を排出するため、カビやダニの発生を抑え、健康的な住環境を実現できます。
また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害物質も、通気層によって外に排出されます。

3: 湿気対策

WB工法は、通気層によって壁内の湿気を効率的に排出するため、湿気によるカビやダニの発生を抑えられます。
従来の工法では、壁の中に湿気が溜まりやすく、カビやダニが発生しやすかったですが、WB工法ではその心配がありません。

4: 年中快適な室温
WB工法は、通気層によって室内の温度を一定に保つ効果も期待できます。
夏は外気の熱を遮断し、冬は室内の暖気を逃がさないため、一年を通して快適な室温を維持することができます。

□まとめ

WB工法は、高い気密性と断熱性を両立し、省エネ性や健康面、快適性など、さまざまなメリットを持つ工法です。
WB工法は、湿気を排出する機能も備えているため、カビやダニの発生を抑え、健康的な住環境を実現できます。

高気密・高断熱住宅を検討する際には、WB工法も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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