ロフトは、収納やちょっとした生活スペースとして活用できるため、家にあると嬉しいものです。
実は、平屋であってもロフト付きの間取りにできます。
ロフトを設置することによって様々なメリットを得られるため、平屋を建てる場合にはおすすめです。
本記事では、ロフト付き平屋の間取りにするメリットと注意点について解説していきます。
□ロフト付き平屋の間取りにするメリット
1.プラスで使える空間ができる
1番のメリットは、スペースが広くなることです。
収納場所やお昼寝のスペースとしても活用できます。
平屋という限られた空間でも、ロフトを作ることでゆとりが生まれます。
2.アクセントになる
リビングの上から眺められたり、限られた小さな空間が特別な場所になったりします。
秘密基地のような気分を味わえるため、お子様にも人気です。
はしごを階段にしたり、手すりを設置したりすることで、子供部屋としての利用も可能です。
ほかにも、集中して作業に取り組める書斎として活用するのもおすすめですよ。
3.費用の負担を軽減
工事内容やロフトの大きさによっては2階建てよりも高くなってしまうことがありますが、一般的には、ロフト付きの平屋の方が固定資産税を抑えられる場合が多いのです。
長期的な費用面からも、平屋にロフトを作るメリットは大きいでしょう。
□平屋でロフトを作る際の注意点
ここからは平屋でロフトを作る際の注意点について、2つご紹介します。
特に、日当たりや安全性に気を配りましょう。
*日当たりを考える
ロフトには大きな窓を設置できません。
採光性が落ちてしまう空間であるため、天窓や照明器具を設置する必要があります。
また、自治体によってはロフトでのコンセントの設置が禁止されていることもあるため、間取りを決める前に確認しましょう。
*昇降時の安全性を考える
ロフトへの昇降は、転倒や転落の危険性があります。
高さによっては思わぬ大けがや事故に繋がってしまうこともあるため、安全を確保した構造にするよう心がけましょう。
はしごより固定階段を設置し、手すりを付けることで安全性が高まります。
自治体の規則によってどこまで設置できるか異なりますが、できる限りの安全策を取り入れましょう。
□まとめ
ロフト付きの平屋の間取りにする大きなメリットは、やはり空間にゆとりが生まれることです。
また、部屋のアクセントとなること、費用の負担が軽減されることもメリットです。
実際にロフトを取り入れる場合には、日当たりと安全性を考慮して、快適に過ごせるように工夫することが大切です。