これから家づくりをするうえで、何から始めてよいか分からずお悩みの方も多いのではないでしょうか。
家づくりに関して事前に調べておくことで、今後の計画がスムーズに進められることもあります。
今回は、家づくりで間取りを考える前に確認すべきことと重要な動線についての考え方を紹介していきます。
□家づくりで間取りを考える前に確認すべきこと
間取りを考える前には、基本的な情報や知識について知っておくことで、スムーズに話を進められます。
具体的にどのようなことを確認しておくべきなのか、ご紹介します。
*住宅用語を確認する
住宅の間取りについて考えるなかで、「〇LDK」といった用語を目にするでしょう。
LDKとは、リビング、ダイニング、キッチンの頭文字です。
例えば3LDKの間取りには、LDKの他に個室が3部屋あります。
LDKについて知っておけば、何部屋あってどこをどのような用途で使用するかイメージを膨らませられるでしょう。
また、住宅の中で想定される人の動きを「動線」といいます。
よく使われる言葉である「家事動線」は、家事をする際に想定される人の動きです。
このような住宅用語について理解しておくことで、間取りについてより具体的なイメージをもって考えられるようになります。
*土地の形にあわせて間取りを考える
より快適な住まいを実現するためには、家族の要望だけでなく、土地にあった間取りを考えることも重要です。
そのために、土地の方角や前面道路の位置について正確に把握しておくことが大切です。
例えば、玄関が道と接している部分と反対にあると、不便なうえに防犯面でも不安が生まれますよね。
土地の形を把握したうえで家族の要望と照らし合わせ、土地の良さを発揮できる間取りを考えましょう。
□重要な動線についての考え方
動線について先述しましたが、間取りを検討するうえで動線について考えることも非常に重要です。
動線には、以下のような種類があります。
・家事動線
・生活動線
・来客動線
・通勤動線
・衛生動線
5つの動線に共通していえることは、どの動線も短くすることができないということです。
何かを近くに配置すると、その分遠くに配置しなければならない空間が生まれます。
そのため、どんな間取りであっても、一長一短が出てきてしまうのです。
希望する動線には優先順位を付けて、動線が最大限スムーズになるように試行錯誤しましょう。
□まとめ
家づくりを始めるのであれば、まずは住宅用語について調べてみましょう。
また、土地の形にあった住まいを実現させるために、自分の土地について理解しておくことも大切です。
さらに、生活の質を左右するといっても過言ではない動線について、どの動線を優先するのか考えておきましょう。