最近、ミニマリストという言葉が流行り、必要最低限以上の物や服を持たない生活が馴染みつつあります。
ミニマリストにとって、気温が変化する日本の四季は、死活問題です。
季節を問わず、快適に毎日を過ごすために、断熱材に目を向けてみてはいかがでしょうか。
今回は、家づくりにおいて断熱材を選ぶポイントがわからない方に向けて、ロックウールとグラスウールの違いと断熱材を選ぶポイントについて解説します。
□ロックウールとグラスウールは何が違う?
ほとんどの方はロックウールやグラスウールは、聞き馴染みのない言葉なのではないでしょうか。
どちらも断熱材・不燃材・吸音材の役割を果たす人工素材です。
ロックウールは玄武岩をはじめとした天然岩石や鉱物を原料に作られた人工の鉱物繊維です。
一方で、グラスウールはリサイクルガラスを主原料にし、石灰石などを加えた人工の鉱物繊維です。
□家づくりで断熱材を選ぶポイント
グラスウールやロックウールだけでなく、他にもさまざまな断熱材があります。
さまざまな種類の断熱材があるため、選ぶことに苦戦するのではないでしょうか。
そこで、断熱材を選ぶ際に最低限押さえておきたいポイントをチェックしましょう。
*燃えづらいか
緊急時に備えて、燃えづらい断熱材を選ぶことが大切です。
ウレタンフォームのような燃えやすい断熱材を使用した家では、火事が起こった場合とても危険です。
万が一に備えて、燃えにくい断熱材かどうかを確かめましょう。
また、もし断熱材に火が付いた場合でも一酸化炭素中毒や窒息死になることを防ぐために、有害ガスが発生しないかどうかを確認しておくことも大切です。
*湿気に強いか
水に濡れても機能できる断熱材であるかどうかも重要です。
断熱材が水に濡れると、断熱材の機能を果たすことが難しくなる断熱材もあります。
湿気に弱い断熱材の代表例が、グラスウールです。
グラスウールは水に濡れてしまうと、断熱材の機能が弱まるため注意しましょう。
*施工時に気密が取れるか
気密が取れるように断熱材を施工できるのかも確かめましょう。
カットする寸法がずれると、断熱性や気密性は落ちてしまいます。
家を建てる際に、職人の施工方法や技術レベルをチェックしておきましょう。
□まとめ
今回は、断熱材の代表的な種類と選ぶ際のポイントについて解説しました。
断熱材を選ぶ際は、熱の通しにくさだけでなく、燃えづらさや湿気に関することなど多くのことに考慮しなければなりません。
当社では、十分な断熱性を確保できるWB工法を採用しております。
興味がある方はぜひご連絡ください。