寝室は疲れた体を休める大切な空間です。
寝るだけの部屋だと思われることも多いですが、1日の多くの時間を過ごすことになるため快適に整えましょう。
特に、光の差し込み方は睡眠に大きく影響します。
注文住宅を建てるのであれば、光を調整する窓にこだわってみましょう。
□寝室に適した窓を紹介
寝室の設置に適した窓の種類、その特徴を解説します。
・ハイサイドライト
高窓とも呼ばれており、高い位置に設置する細長い窓です。
一日を通して直射日光が当たることがなく、暑さやまぶしさを感じにくいことがメリットです。
ベッドの真上に設置しても、快適に過ごせます。
・縦すべり出し窓
外へ窓をすべり出して開閉する縦長の窓です。
まぶしすぎず、換気がしやすい、防犯性が高いというメリットがあります。
2箇所以上設置すると、さらに換気がしやすくなります。
・引き違い窓
2枚のガラスを設置して横にひいて開閉する、一般的な窓です。
換気しやすく、光をたっぷりと取り込み明るい部屋にできます。
大きな引き違い窓にする場合は、遮光カーテンやペアガラスで断熱対策を取ってくださいね。
□注文住宅を建てる際の寝室の窓の選び方について
注文住宅に寝室の窓を選ぶ際には、防犯面、プライバシーを重視しましょう。
それぞれについて解説します。
・防犯面
不法侵入者の手口で最も多いのは、窓からの侵入です。
施錠し忘れた窓から侵入されてしまうため、防犯面を優先して侵入を防ぎましょう。
また、開閉できない窓を利用することもおすすめします。
例えば、先ほど紹介した縦すべり出し窓を人が侵入できない大きさにすることで、防犯性が高まります。
・プライバシー
特に、寝室は外から見られたくない場所ですよね。
そのため、窓を開ける際にはカーテンを閉めてしまうことが多いのではないでしょうか。
家の中を見られないようにするには、すりガラスの窓がおすすめです。
常にレースカーテンを閉めているような状態になるため、外からの目線を気にする必要はありません。
フラットでないため、汚れが目立ちにくいこともメリットです。
□まとめ
寝室に適切な窓として、ハイサイドライト、縦すべり出し窓、引き違い窓について紹介しました。それぞれの特徴を踏まえたうえで、適切なものを取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、窓を選ぶ際には防犯面、プライバシーを重視して快適な寝室を作れるように意識してみてくださいね。
窓にはすりガラスを採用することもおすすめです。