住まいにおいて、寝室はとても重要な場所です。
滞在時間が長い部屋であるため、よく考えておかないと後々後悔してしまうこともあるかもしれません。
寝室を作るうえで気を付けるべきことやポイントを紹介するので、寝室づくりで役立ててみてください。
□注文住宅を作る際には寝室の位置に気を付けましょう
寝室を作る際に気を付けるべきことについて、部屋の配置と給排気計画を解説します。
・部屋の配置
極力、人が集まりやすい場所からは話すようにしましょう。
寝室で静かに休みたくても、リビングから近いと防音対策をしない限りは音が漏れてしまう場合が多いです。
せっかく一戸建てを建てるのであれば、プライバシー性の高い寝室と家族団らんのスペースは分けることをおすすめします。
どうしても隣り合ってしまう場合は、壁に遮音材を入れて音が漏れないようにしましょう。
・給排気計画
居室には、給気扇が設置されています。
もし、ベッドの近くに設置されてしまうと寒い日には寒さを感じやすくなります。
そのため、計画段階で、ベッドの大きさや向きについて検討したうえで給気扇の位置を決めましょう。
□快適な寝室にするためのポイント
快適な寝室を作るために、さらに工夫すべきポイントを紹介します。
・窓とベッドの位置
窓との位置、距離に注目したうえでベッドの配置を考えましょう。
窓とベッドの距離が近すぎると、ガラス越しに音、寒さ、暑さの影響を受けやすいです。
また、東側の窓は朝日によってかなりの熱を持つため、早朝から目覚めてしまうこともあるかもしれません。
窓とベッドは少し離し、近くなる場合には断熱性の高い窓やサッシを使用しましょう。
・湿度と香り
快適に眠るためには、50パーセントから60パーセントの湿度が適しているといわれています。
寝室には、調湿作用がある建材を使用することもおすすめです。
電気代を使うことなく心地よい空気を保ってくれるため、寝室と組み合わせてみてはいかがでしょうか。
無垢材には森林浴のような香りをもたらしてくれるため、リラックスできます。
・照明の位置、明るさ
ダウンライトや間接照明をつけると、雰囲気のある寝室となります。
また、パートナーの睡眠を妨げないように複数の照明を切り替えられるようにしておくことも大切です。
□まとめ
生活の中で大切な睡眠をとる寝室は、住まいの満足度を大きく左右する場所です。
配置や給排気計画に気を付けて寝室について考えてみましょう。
さらに、寝室の中のレイアウトやデザインにもこだわって快適な寝室を作りましょう。