せっかく家づくりをするのであれば、広いお風呂が良いとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、お風呂は頻繁に使用するものであるため、憧れだけで選ぶと後悔してしまうこともあるかもしれません。
今回はお風呂の広さの決め方について解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
□ケースごとのお風呂の広さの決め方
適切なお風呂の広さは、ケースによって異なります。
様々なケースに合わせ、お風呂の広さの決め方について解説します。
1.家族で入りたい場合
小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、お子様と入浴することも多いのではないでしょうか。
複数人でお風呂に入るのであれば、1.25坪のお風呂であると広々と入れます。
しかし、いつまで一緒に入るのかを考慮しておくことも必要でしょう。
2.介護が必要となる場合
介護が必要な方がいらっしゃるご家庭でも、洗い場を広く取れる1.25坪のお風呂がおすすめです。
また、手すりや段差を解消することで、より快適に入浴できるでしょう。
3.ヒートショックが不安な場合
ヒートショックは、浴室と脱衣所との温度差が原因で起こります。
広いと寒くなりやすいため、ヒートショックのリスクは高まってしまいます。
狭くすることで早く暖まりますが、浴室暖房を使用することで暖めることも可能です。
4.お風呂掃除が負担である場合
浴室を広くすれば、その分床面積と壁面積が増えて掃除の手間が増えます。
そのため、1坪タイプのお風呂の方が負担は減ります。
□注文住宅でぴったりな浴室の広さを選ぶための方法
ご家庭に適した広さの浴室を選ぶ方法を2つ紹介します。
1つ目は、今の住まいと比較して選ぶ方法です。
住み替えをして失敗と感じてしまうのは、もともとの住まいと大きく変えてしまった箇所であることが多いです。
浴室は1.25坪と広いスペースを確保しても、掃除が面倒になったり寒さを感じやすくなったりしてストレスに感じてしまうこともあるかもしれません。
そのため、今の住まいから大きく変えないことも1つの方法です。
2つ目は、費用から逆算して選ぶ方法です。
1.25坪のお風呂を採用すると、20万円の建築費用がかかるうえに光熱費も高くなります。
想定していた光熱費が高くなってしまうと、ローンの返済計画もおぼつかなくなるため、1坪サイズのお風呂を採用したほうがよい場合もあります。
□まとめ
ご家庭のケースに合わせて、適切な広さのお風呂を選ぶことが大切です。
また、後悔しないように現在の住まいと比較し、費用のことも考慮したうえでお風呂の広さを決めましょう。