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WB工法と断熱材の関係!湿気を逃がす家の構造を徹底解説!

WB工法は、通気層を設けることで湿気を効率的に排出する、健康的で快適な住空間を実現できる工法として注目されています。
しかし、WB工法を採用する際に、断熱材との関係や適切な選択方法について疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、WB工法における断熱材の重要性、適切な断熱材の選び方、そして湿気コントロールとの関係についてわかりやすく解説します。
WB工法で家を建てることを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

□WB工法と断熱材の関係

WB工法は、外気を遮断しながらも、壁体内の通気層によって湿気を効果的に排出する通気断熱工法です。
そのため、従来の断熱材とは異なる考え方で断熱材を選ぶ必要があります。

1:WB工法における断熱材の役割

WB工法では、断熱材は室内の温度を保つだけでなく、湿気コントロールにも重要な役割を果たします。
断熱材によって壁体内の通気層の性能が大きく左右されるため、適切な断熱材を選ぶことが重要です。

2:WB工法における断熱材の選び方

WB工法に適した断熱材は、通気層を確保できるものが推奨されます。
具体的には、ポリスチレン樹脂やフェノール樹脂系の板状断熱材が適しています。
これらの断熱材は、通気層を確保しやすく、湿気も通しにくいという特徴があります。

3:WB工法に適さない断熱材

一方、グラスウールやロックウールなどの綿状断熱材は、通気層の確保が難しいことからWB工法には適していません。
また、吹き付け断熱は屋根裏には使用できますが、壁には使用できません。
壁断熱としては、通気層の確保が難しいため、WB工法では推奨されていません。

□WB工法に適した断熱材とは?

WB工法では、壁体内に第二通気層を確保することが重要です。
そのため、断熱材には以下の特性が求められます。

1:通気層の確保

WB工法では、壁体内に通気層を確保することで、湿気を効果的に排出します。
そのため、断熱材は通気層を確保できるものが重要です。
板状断熱材は、通気層を確保しやすいので、WB工法に適しています。

2:湿気抵抗

WB工法は、湿気を効果的に排出する工法ですが、断熱材が湿気を吸ってしまうと、通気層の性能が低下し、湿気対策が難しくなります。
そのため、湿気を吸いにくい素材の断熱材を選ぶことが重要です。

3:断熱性能

断熱材は、室内の温度を保つ役割も担っています。
そのため、断熱性能が高い断熱材を選ぶことが重要です。
WB工法では、断熱性能の高いポリスチレンフォームやフェノールフォームなどの断熱材がおすすめです。

4:防火性能

断熱材は、火災に強い素材であることも重要です。
WB工法では、防火性能の高い断熱材を選ぶようにしましょう。

□まとめ

WB工法では、断熱材の選び方によって、住空間の快適性や健康面が大きく左右されます。
通気層を確保し、湿気を吸いにくい素材、断熱性能が高い素材など、WB工法に適した断熱材を選択することが大切です。
適切な断熱材を選ぶことで、WB工法の優れた性能を最大限に引き出し、快適で健康的な住空間を実現できます。

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