「アパートの結露や湿気、もう悩みたくない」 そんな切実な思いから始まった、30坪・4人家族のための平屋づくり。
たどり着いたのは、機械に頼らず家そのものが呼吸をする「WB工法」と、時を重ねるごとに美しくなる「焼杉(やきすぎ)」の家でした。
デザインのかっこよさと、家族の健康を守るやさしさ。 相反するふたつを叶えた、美浜町の特別な一邸をご案内します。
このお家の「3つの感動ポイント」
1. 「深呼吸したくなる」空気の正体
玄関を開けた瞬間、空気の違いに気づくはずです。 採用したのは、家全体が自然に呼吸をして湿気やニオイを追い出す「WB工法」。 ジメジメした湿気や、アレルギーの原因となる化学物質がこもらないため、「まるで空気清浄機の中に住んでいるみたい」な清々しさ。 敏感なご家族も安心して暮らせる、健やかな空気環境をぜひ現地で吸い込んでみてください。
2. 圧倒的にかっこいい「黒い外壁」の秘密
青空に映える、真っ黒でクールな外観。 これは塗装ではなく、杉板の表面を炭化させた「焼杉(やきすぎ)」という本物の自然素材です。 表面の「炭」が防腐剤の役割を果たすため、面倒な塗り替えメンテナンスが不要。 年月が経つと炭が馴染み、渋いシルバーグレーへと変化していく――
古びるのではなく「味わいが増す」経年変化を楽しめる、大人の選択です。
3. 30坪で叶える、メリハリのある暮らし
4人家族が暮らす30坪の平屋は、「L字型」の間取りが特徴。 みんなで集まる開放的なリビングと、ゆっくり休むプライベート空間をL字で緩やかに分けました。 室内には無垢の杉板や漆喰(しっくい)をふんだんに使い、外観のクールさとは裏腹に、素足で歩きたくなるような温かみのある空間が広がっています。



「デザイン」も「空気の質」も妥協したくない方へ。 写真だけでは伝わらない、木の香りや清々しい空気感を、ぜひ現地でご体感ください。