新築住宅の計画、楽しみですね。
こだわりの詰まったマイホームを実現するためには、細部への配慮も欠かせません。
特に、収納やデザイン性を両立する「ニッチ」は、使い勝手を左右する重要な要素です。
しかし、ニッチの設計は、サイズや位置を間違えると後悔する可能性も。
今回は、ニッチの最適な大きさや設置場所の選び方について、具体的な方法をご紹介します。
失敗しないためのポイントを理解し、理想の空間を手に入れましょう。
ニッチの最適な大きさの決定
目的別ニッチサイズの検討
ニッチの大きさは、何を入れるかによって大きく変わります。
例えば、玄関に季節の飾り物を置くだけのニッチなら、奥行き10cm、幅30cm程度でも十分でしょう。
一方、キッチンのリモコン類を収納するニッチは、リモコンのサイズや数に合わせて、奥行き15cm、幅50cm程度は必要です。
また、書籍を収納する場合は、本のサイズや種類を考慮し、奥行き20cm以上、高さは棚板の数で調整する必要があります。
用途を明確にしてからサイズを決めましょう。
空間の利用効率最大化
ニッチの設置によって、空間の利用効率が大きく変わります。
壁面を有効活用し、デッドスペースを解消できます。
しかし、ニッチをたくさん作りすぎると、かえって圧迫感を与えたり、掃除の手間が増えたりすることも。
ニッチの数を計画する際は、必要な数だけ設置し、空間全体のバランスを考えましょう。
例えば、通路にニッチを設置する場合は、通行の邪魔にならないよう、奥行きを浅くしたり、高さを低く抑えたりする工夫が必要です。
建築基準法との整合性
ニッチの設計にあたっては、建築基準法にも配慮が必要です。
特に、耐力壁にニッチを作ることはできません。
耐力壁は建物の強度を保つ上で重要な役割を果たしているため、ニッチを作ることで建物の強度が低下する可能性があります。
また、ニッチの設置位置によっては、配管や電気配線などの設備に干渉する場合もあります。
設計段階で、建築士や工務店と十分に相談し、法令に適合した設計を行うことが大切です。

ニッチの適切な位置と設計
ニッチ設置場所の選定
ニッチを設置する場所は、その用途に合わせて選びましょう。
頻繁に使うものは手の届きやすい場所に、飾り棚として使うものは視覚的に美しい場所に設置するのがおすすめです。
また、ニッチの周囲の壁の色や素材との調和も考慮すると、より洗練された空間を演出できます。
例えば、玄関のニッチは、来客時に目に入る場所なので、デザイン性にも配慮しましょう。
一方、キッチンや洗面所のニッチは、機能性を重視し、使い勝手の良い場所に設置することが大切です。
周辺設備との配置計画
ニッチの配置を計画する際には、周辺設備との位置関係にも注意が必要です。
例えば、コンセントやスイッチをニッチ内に設置する場合は、位置や数を事前に確認し、使い勝手の良い配置を計画しましょう。
また、照明器具の設置も検討しましょう。
ニッチ内の照明は、奥行きが浅い場合、明るさが不足しがちです。
適切な照明器具を選択し、ニッチ内のアイテムを効果的に照らす計画が必要です。
ニッチの位置を決定する前に、周辺設備の配置図を確認しておきましょう。
デザイン性と機能性の両立
ニッチは、デザイン性と機能性を両立させることが重要です。
単に物を置くだけの空間ではなく、空間のアクセントになるようなデザインを意識しましょう。
例えば、ニッチの形状や素材、色などを工夫することで、個性的な空間を演出できます。
また、ニッチの周囲に間接照明を設置することで、より魅力的な空間を演出できます。
ただし、デザイン性を重視するあまり、機能性を犠牲にしないよう注意しましょう。
例えば、奥行きが浅すぎるニッチは、使い勝手が悪くなる可能性があります。

まとめ
ニッチの最適な大きさを決定するには、目的を明確化し、使用するもののサイズや配置を事前にシミュレーションすることが重要です。
設置場所も、用途や周辺設備を考慮し、デザイン性と機能性を両立した計画が必要です。
建築基準法にも配慮し、設計段階で専門家と十分に相談することで、後悔のないニッチ設計を実現しましょう。
理想のマイホームづくりに役立つことを願っています。